古典的なビジネスを目指そう

以前、ゴッドファーザーを鑑賞した。

1972年の作品だけれど、

デジタルリマスターなので、古さを感じさせない。

 

絵画タッチな絵の創りと、静と動の交錯が

特徴的な映画。

 

話は淡々と進むけれど、3時間ほどを

退屈せずに鑑賞できるのは人物描写が秀逸だからか?

 

古典って、「時間」という最大の試練を

乗り越えて今も愛されているわけだから

その品質の高さや普遍性は疑いようがないレベル。

 

例えそれが自分で理解できなくとも。

書籍も映画も絵画も、芸術~文化に

ついては古典に触れる機会を持つ事って

人の深みを増すために必要かも。

 

ゴッドファーザーって、僕が生まれた

翌年に公開された映画で、すでに

40年近くも生き残っている。

 

俳優の演技、撮影技術の斬新さ、話の

流れ全てが品質高いわけで。

 

今でも普通に、素敵な映画として鑑賞

することができた。

 

ネットの世界でもこういう「古典的」

な良さを残すビジネスができないかと考えた。

 

あるいは、古典的に成り得る可能性が

あるビジネスってどんなものかと考えた。

 

例えば・・・

このブログが2050年までこの

ペースで続いており、記事数も1万を達成していたら、

それは古典といえるだろうか?

 

「定番」ではなく「古典」というレベルに

到達できるだろうか?

 

あるいは、アフィリエイトのページで

「このページ、30年前から変わらないね」

という、人気サイトは作ることができるか?

 

それは「古典」といえるか?

僕がこの世を去った後も、このブログを

誰かに引き継ぎ、それが2100年まで

続いたら、それは「古典」なのか?

 

そういうことを、ぼんやりと考えた。

 

答えは見えないが、1つだけハッキリと

していることがある。

 

「流れが早いネットの世界だからこそ

【古典】になりうるようなビジネスを

目指すべきである」

 

ということ。

 

簡単に言うと、長く愛されるビジネスを

つくろうね、ということ。

できるかな?

理想的なビジネスモデル

ビジネスには、「お山の大将モデル」と

「仕組み成長モデル」があると気がついた。

 

それぞれの特徴~将来性について考察すること。

 

 

「お山の大将モデル」というのは、

セルフブランディングとやらができており、

その元に集まる人に対して仕掛けるビジネスモデル。

 

例えば、ある程度有名な人が、その人を

慕う人々にたいして、セミナーを開催したり

コンサルティングをしたり、というモデル。

 

僕のコンサルティングサービスもこの、

「お山の大将モデル」になる。

 

 

「仕組み成長モデル」というのは、

アフィリエイトで稼ぐサイトを量産する

とか、会員制ビジネスでサポートいらず

という仕組みを創り上げるモデル。

 

それぞれの特徴を考えてみた。

 

 

「お山の大将モデル」

ブランディングが出来ていると、人は

簡単に集まる。

 

高額なコンサルティングや高額な

セミナーに集客することが容易。

 

虚栄心も満たさせる。

問題点は、継続的な収入が得られないということ。

 

コンサルティングで継続収入を得るモデルもあるが、

自分の時間を削る仕事であり、

サポートできる人数に限界がある。

 

 

「仕組み成長モデル」

効率的なビジネスモデルを作り上げると、

比較的メンテナンスを少なくして、

利益を上げ続けることが可能。

 

また、積み上げていくことができるので、

収入の増加が容易。

 

もちろんメリットが大きい分、

このモデルを創り上げるのは難しいし、

出来る人も限られている。

 

 

さて・・・

自分はどのモデルを狙っていくか?

 

ということだが、明らかに

「仕組み成長モデル」

しか考えていない。

 

これが最終型だし、経験もあるし。

 

ただ、物事はそんなに単純ではなくて。

 

「お山の大将モデル」にて、人と会い、

そこから「仕組み成長モデル」の

着想を得ることもできる。

 

人との出会いが、ビジネスで最重要

であるならば、「お山の大将モデル」も継続するべき。

 

つまり、2つのビジネスの融合が

理想的なわけだ。

 

 

もちろん着地点は

「仕組み成長モデル」

だけれど。

趣味と仕事の間

映画を鑑賞しながら、仕事をするのが

楽しい。

 

映画を見ていると、新しいアイデアが

出てくることは少ないが、ルーチン

ワークはそこそこ進む。

 

この時間は「趣味」の時間か「仕事」の

時間かわからない。

 

そういう、オンとオフの境界が曖昧な

時間って面白いかも。

 

 

以前、タヒチに行ったときに、水上

コテージでまったりしながらも、ブログ

の更新をしていたし、メルマガも発行

していた。

 

太平洋の無人島みたいな場所でもネットの

仕事が進んでいくという事実に嬉しく

なった。

 

これからの仕事って、

「境界の曖昧化」

というのが、一層加速すると考えている。

 

ネット起業の場合は、場所と時間が自由。

 

さらに、パソコンというものが、テレビに

なったり本になったりするから、曖昧さが加速する。

 

メルマガを書きながら、別のウィンドウで

映画鑑賞しつつ、気がついたら、価格どっとこむで

デジカメ新製品の価格チェックをしているとか。

 

そうしているうちに、仲間やパートナーから、

チャットが来て、そこで仕事の話をしていたら、旅行の話になったり。

 

こういう「曖昧な境界」の中でも、

仕事を着実に仕上げていく能力が問われる

ような感じになるんだろうな。

 

境界が曖昧になると、逃げることも簡単に

なるからね。

 

仕事しているフリしてネットワーフィンだけ、

熱心にしているとか。

 

でも、自分では仕事をした気になっているとか。

 

 

これ、多くの人が陥る罠じゃないかな?

 

曖昧な境界の中でも方向性を見失わない

 

これも1つのテーマとして、頭の片隅に

置いておこう。

良い経営者とは

30代にもなって、「悪ガキ」ぶって、

気取ったことを書いたり、

自分を大きく見せるための情報発信する

経営者って、本当に「小物」だな。

 

あるいは、自己成長が止まっている浅はかな社長。

 

そこら辺にいるフツーのおじさんだけれど、

なんかめっちゃイイ経営している!ってのが

「ほんもの」だと考える。

 

ツイッターやらブログをみていると、

たま~に、妙に偉そうな事を書いている

経営者がいる。

 

30歳を超えて「悪ガキ」ぶって気取って

いるというのは、ちょっとどうかな・・と。

 

実際、一人、そういう経営者が知り合いに

いるんだけれど、伸び悩んでいる。

 

あまりにも、生意気だったり、格好を

つけたりしていると、まともな人からは

敬遠されるから。

 

商売って、結局は人だから、生意気も

度が過ぎると人が寄り付かなくなるんだよね。

 

僕も、業界では暴れ回るほうだけれど、

基本、お会いした方々には丁寧に接する。

 

ヤなヤツや、明らかに間違った事を

言っている輩、クレーマー、礼節を知らない

人間、金儲けをしたいのに何も実践しない

お客様根性なヤツには、手厳しいけれど。

 

経営者だし起業家だから、ある程度

「トガった部分」も必要。

でも、節度を知らないとね。

 

 

逆に・・・

理想的な経営者ってどんな感じだろう?

と、考えてみた。

(1)敵を作らないような柔和な人柄

(2)それでいて仕事への厳しさがある

(3)しれっと努力家

(4)仕組みづくりが得意~好き

これぐらいかな・・・

 

僕は(1)と(2)が足りていないので、

今後は(2)について強化予定。

 

(1)は、性格上、ちょいと無理かな・・・

修行としてのコンサルティング

コンサルティングは修行の場だな。

そう、ビジネスではなく、もはや修行。

 

自分を高めるために行うものだと知った。

ついでにいうと、移動の交通費捻出の手段(笑)だな。

 

修行というと語弊があるが、

「自己成長の場」

と、いいかれば分かりやすいかも。

 

無料面談で4000名以上の方と

会うことで

・集中力がついた

・8時間ほど話し続ける体力がついた

・質問に即答する力がついた

・会話力~対話力がついた

これぐらいの効果があったと感じている。

 

コンサルティングは、お金をいただいて

いるし、現状、満足度が高いので、

その品質を維持するために、いい意味での

緊張感がある。

 

だから・・・

・プロジェクト管理能力

・キーパーソンとの繋がり

が、増えていくと考えている。

 

よくよく考えれば、この2点が、今後の

最大の課題であり、キーワードだな。

 

 

(1)プロジェクトの管理能力向上

すでに、大小10本以上のプロジェクトが

立ち上がっている。

 

大きなものは今まで通り管理していけば

いいが、金額が小さい物、どうなるか

わからないもの、などについても、

執拗に管理をして、現金化する。

 

この「執拗に」というのがポイント。

今までに出来なかったことだから。

 

 

(2)キーパーソンとの繋がり増強

これは、今のペースでいいと考えている。

キーパーソンの紹介があるときは、

必ず会う。

 

あと、求める人物像を多くの仲間に

話しをしていく。

こういう地道な動きを続ける。

 

これも「執拗に」

ということで、

◯プロジェクトの管理を執拗に

◯人との繋がり増強を執拗に

 

ビジネスの種を蒔く

最近、ビジネスの種をたくさん撒いたから芽がいっぱ

い出てきた。

さて、これを丁寧に育てるのが一番難しい。

 

毎日の水やりはもちろん、

雑草や害虫の除去も必須。

たまには間引きをする必要もあるだろう。

 

こうやって手塩にかけて育てて、

ようやく収穫が楽しめるんだろうな。

 

恐らく、これが自分のビジネス人生で

最大の難関なんだろうな。

 

(1)時間をかけて育てる。

(2)諦めずに育てる。

これが、今までできなかった。

短期間で収穫ができるようなものに

ついては、爆発的な集中力とマーケティング

で、数千万円~数億円を売りあげてきた

けれど・・・

コツコツと積み上げるタイプの仕事を

仕組化できなかったのが何よりの証拠。

以前から、この「育てる」系のツイートを

何度かしてきたが、少しだけ考えにスキ

があることに気がついた。

 

◯収穫目標の期限

を設定していないと、それは単なる無駄仕事

になることが大きいということ。

 

アフィリエイトだと、例えば

◯最初の10万円を達成するまでに3ヶ月

というように、期限設定をする。

 

これが、1年経っても5000円ぐらいなら

全くダメで、そのやり方は明らかに間違って

いるわけで。

 

最初の10万円を3ヶ月で、そして、それが

達成できたなら、次の3ヶ月で50万円まで。

1年後には100万円いきそうだな。

 

あるいは人を雇えば300万円が見えるな。

みたいな展望を描きながら育てる必要が

ある。

 

闇雲に丁寧に育てるだけだと、単なる労力の

浪費ということにもなりかねない。

 

ということで、

(1)丁寧に育てる。

(2)諦めずに育てる。

(3)収穫の期限を決める。

この3つかな。

 

徐々に思考が成長中。

優秀な人を掘り出す方法

優秀な人材って、大企業に行ってしまう傾向がある。

これは当たり前。

 

給料高い、ある程度安定、福利厚生はステキ。

しょぼい会社に率先していく理由はない。

 

でも、所謂良い起業に馴染めず、ドロップアウトした

優秀な人材って、見つけると楽しいことが起こる。

 

パートナーに何人かいるけどメチャ使える。

今、僕がお付き合いをしている

パートナーの何名かは、能力が高く、

他の起業家から

「◯◯さん、ウチにも欲しい!」

と、言われるほどの仕事をしてくれている。

 

だから、僕の会社は

1名で、2000名の会員ビジネス

を、普通に運営できるし、サポートの

手間も”ほぼ皆無”で済んでいる。

 

人材の確保って、難しいし面倒。

でも、失礼な言い方だが、こういう

「掘り出し物」

を、見つけることを楽しみに人探しを

するといいのかもしれない。

 

25~30人に一人は、気の利いた人が

いるし。

 

あと分かったことは

◯人は成長する

ということ。

 

昔はフツーな感じだった人が、2~3年

もすると、書籍を出版して先生になって

いたり、業界で有名なコンサルタントに

なっていたりする。

 

だから、人との縁は、どこでも大切に

しておいたほうがいいということかな。

 

まとめ。

(1)人とのご縁を大切に

(2)掘り出し物発見を楽しみに人探し

ビジネスは数字を増やすゲーム感覚で

稼いだ時に、お金の力に魅了されて、

飲み込まれてしまうと、散財するんだろうな。

そのお金を数字として冷静に見て、

安定させたり増やしたりする工夫を

冷静に出来る人が資産構築できるんだろうな。

情けない話だけれど、起業したときに、

バブルに乗って稼ぎすぎて、役員報酬を

上げ過ぎた。

 

今なら役員報酬を据え置いたまま、内部

留保を厚くするか、決算までに時間が

あれば、リストを集めたり、ソフト開発に

利益を投資するのだが・・・

 

当時は

「役員報酬の多いヤツがえらい」

という、アホな考え方をしていたので、

年収を6000万円に設定していた。

 

社長の給料は「仮払金」みたいなもの

だから、その絶対額ではエライも

エラクないもないわけで。

 

こういう、経営者としては失格な考え

方をしていたのみならず・・・

「年収6千万円って、そうそういないよな」

「街を歩いている中にオレより稼いで

いるヤツって少ないだろうな」

という、超傲慢な想いも持っていた。

 

これは、

傲慢でバカな人間

という見方もできるし、別の側面から

見ると

 

「お金だけが判断基準」

「お金の力にヘンに魅了されている」

「お金に飲み込まれている」

 

ということ。

 

 

で、お金の力に負けている状態だから

ついつい使ってしまう。

 

車に5000万円使ったり、塾での

サービスを過剰にしたり、不要な人件費を

使ってしまったり・・・

 

あっという間に1億2千万円以上が消えた。

特に「人件費」が大きかったかな・・・

 

これだけ大きな失敗をして、バカな自分は

ようやく学ぶことができた。

 

お金はあくまでも結果だし、それがたくさん

あるだけではエラいと言えないし、常に

冷静に見て、安定的に増やす方法を考え

ないと、資産構築はできない。

 

たしかに魅力的なものではあるけれど、

その魔力に取り憑かれないように。

 

単なる数字として客観的に見ながら、それを

増やすゲームを楽しもう。

基礎は枯れたモデル、稼ぎは独自味付け

稼いでいる人ほど、利益率の高い、

枯れた(古くからある)ビジネスモデルに

注力している感じがするな。

 

新しいことにはもちろん興味はあるが、

調べてもダメっぽかったら、

本能的に遠ざかる感じ。

 

そして王道なビジネスを繰り返す。

 

意外とシンプルなんだな。

稼いでいる人は何をやっているんだろう?

と、常々、よく考えている。

 

すると、意外にも

「枯れたビジネス」

の上で商売をしているケースが多いことに

気がつく。

 

もちろんヒネリや工夫や独創性はあるが、

それは、枯れたビジネスモデルという上で

展開されているわけで。

 

メルマガがベースです。

サイトアフィリやっています。

会員制でツール提供しています。

枯れている、目新しくもなんとも無いビジネス。

その上で、独創性を出して、利益を安定させている感じ。

 

稼げる経営者は、基本的に好奇心が旺盛

だから、新しいものが好き。

 

そして、ビジネスでも新しいモデルに

注目をして、いろいろと実践はしてみる。

でも、そのモデルがダメだと分かればすぐに遠ざかる。

 

あるいは、そのモデルで使える部分を

現在のビジネスにアドオンして進化。

そういう感じかな。

 

僕も結局、メルマガベースで仕事をして

いて、その先に会員制ビジネスがある

という、言ってみればそれだけの仕事を

しているわけ。

 

つまり、

ベースは枯れたモデルで

そして、

稼ぎは自分の味付けで

ということだな。

ビジネスのこだわりと合理化

仕事には、「こだわりと合理化の混在」

が必要ではないだろうか?

 

細かいところまでこだわって創り上げる。

 

ただし、合理化も怠らない。

 

当たり前のことだけれど、聞いたことがない概念だな。

 

どこにこだわるか?どうやって合理化するか?

そしてこだわりも合理化できるのか?

 

考えみよう。

 

こだわりと合理化。相反する要素だけれど、

両方共ないことには稼げない。

 

こだわりは、絶対に必要。

 

サービスにもマーケティングにも。

 

こだわりがないことにはエッジが生まれず

その他大勢と同じになってしまう。

 

しかし・・・

 

こだわりには時間がかかる。

 

細部までの作り込みを行うと、時間と

精神力を浪費する。

 

だから、こだわり過ぎると、稼げなくも

なってしまう。

 

だから、合理性も必要。

 

気をつけるべきは、合理性を追求しすぎると

こだわりが消えてしまうということ。

 

つまり・・・

 

「こだわり」と「合理性」という相反する

要素を同時に追求していく必要がある。

 

現状での僕なりの考えは・・・

 

サービスやマーケティングの方針は、僕が

「こだわり」を持って考える。

 

つまり、大きな方向性は、僕が責任を

持って「こだわり」を持って確定する。

 

そして、そのプランを実行に移す際に

「合理性」を追求する。

 

つまり外注を使ったり、パートナーに

仕事を割り振って、プロジェクトを加速

させる。

 

これが今のところの最適解かな。

 

ということで、良きパートナーと外注さんに

巡り会えますように・・・