僕がベンチマークすべき人。
(1)年間1~3億の利益を計上している
(2)それが継続している
(3)ネットで効率よく商売をしており自由時間が多い
(4)どういう商売で利益を上げているかが明確で軸のブレがない
(5)仲間と緩やかに繋がっている
(6)虚栄心が少ない
(7)明るい
どういう起業家をベンチマークすべきか?
そして、どうやって彼らの良いところを
吸収して、彼らを追い越していくかを
考える事がよくある。
1つ1つ、考察していこう。
(1)年間1~3億の利益を計上している
この利益については、経常利益やら
営業利益やら、いろいろな種類のものが
ある。
僕がイメージするのは、売上から原価を
引いた単純な利益で、原価は、外部への
支払いという意味合い。
粗利という括りかな。
だから、事務所経費や役員報酬や人件費
などは含まない。
事業として、どれくらいの利益を出して
いるかということを純粋に見たいわけ。
僕の目標が月額3000万円の利益で、
今までの最高が2500万円程度だから
3億円ほどの利益を出している起業家を
ベンチマークにしたい。
ただし、1億円レベルでも人知れず
効率的に、しかもガチガチの安定度で
それを達成している起業家もいるので
1~3億円の利益レベルの起業家を
ベンチマークしたいと考えている。
(2)それが継続している
これが重要な部分で、僕もそうなんだ
けれど、一発当てて、月に1000万円
とか、5000万円とか、1億円とか、
そういうケースはよくある。
難しいのは、それを「継続させる」と
いうことで、これができないと起業家
としては2流、3流だと考える。
だから、年間1~3億円レベルの利益を
数年間(できれば5年以上)継続して
いる、起業家をベンチマークしたい。
そして、その手法や、根底にある思想を
知りたいと思うわけ。
(3)ネットで効率よく商売し、自由時間が多い
これも大切かな。
年間1~3億円の利益を出し続けていても、
馬車馬のように働いていたら意味がないと考えている。
もちろん、ずっと仕事をし続ける姿勢は
必須なんだけれど、時間に余裕がないのはヤだな。
時間の制約から解放されていて、食事に
誘えば比較的簡単に応じてもらえるような
そういう起業家を見習いたい。
QOLを高める上で最重要なことかも。
(4)どの商売で利益を上げているかが明確
自称お金持ちのアヤシイ人に多いけれど
何をやって利益を上げているかが明確じゃ
ない場合は、ベンチマークするに値しない。
というか、大体の場合、そういう人は
ウソを言っているわけで。
どういう商売をしているかが、客観的に
見て明確、ということは重要。
そして、そこからどれくらいの利益が
計上されているか?が推測できるということも重要。
例えば、不動産からの収益が月に300万円
あります、という場合、
(1)それは家賃収入のトータルか?
(2)ローン返済を差し引いた額か?
(3)管理手数料や減価償却も考えているか?
(4)イグジット戦略はどういうものか?
(5)物件はどこにあるか?
(6)どういうコンセプトで事業しているか?
これぐらいのことが判明しない限り、
信じないほうがいいわけ。
ネットで稼いでいますという場合も同じ。
どんなページを作ってどういう仕入をして、
あるいはどういうコンテンツを作って、そして
どうやって集客をしているかを全部聞く。
僕はネットビジネスには詳しいから、
実際にやっている人しか回答できない
ような、いやらしい質問もすることにしている。
(5)仲間と緩やかに繋がっている
仲間がいない起業家は、伸びない。
だから、この点も見ておく必要がある。
ツイッターやフェイスブックでどういう
やりとりをしているかも観察すれば面白い。
(6)虚栄心が少ない
誰しも虚栄心はあるし、それが稼ぐ
原動力になることは否定しない。
ただ、虚栄心ばかりだと、ビジネスの
本質が見えないので、そういう輩には
近づかないほうが賢明。
地味な努力というのは必須だからね。
ギラギラしたところが好きな人間は必ず破綻する。
(7)明るい
人柄も大切で、普通に食事をして
楽しいということも重要。
例外はあるにせよ、稼ぐ起業家は、
ひとを楽しませることが上手。
つまらない人間には、やはり、
近づかないことが肝要。
以上7点、だらだらと書いたけれど、
今後もこの要素を満たす起業家を
ベンチマークしつつ、彼らに追いつける
よう、地味に努力しよう。
(例1)DVDを買う→DVDを借りる
→BSを録画する→ビデオ・オン・デマンドを利用する
(例2)車を所有する→車をリースする→カーシェアリングを利用する
(例3)家を買う→借家に住む
(例4)結婚:妻を所有する→恋人を複数所有する(笑)
ちょっと複雑なんだけれど、
「贅沢してたくさんのものを
所有したい!」
「普通はできないような体験を
してみたい!」
という欲望もありつつ、実はシンプル
ライフに憧れていたりもする。
で、贅沢については、結構やってみて、
ある程度のガス抜きは出来た。
完全に成金な消費なんだけれど、
ポルシェとフェラーリを同時に買ったり(4400万円ほど)、
年に3~4回は海外旅行をしたり(しかもビジネスかファースト)、
2日に1度は映画鑑賞か観劇をしたり、
月額家賃100万円以上のマンションに住んだり・・・
やりたい放題は、やってみた。
小さい消費だと・・・
本も欲しい物はアマゾンで全部注文。
同じ本を2度買ったことも何度か
あるほどで、何も考えずに消費
というか浪費を繰り返していた。
タクシーも乗りたくなったら迷わず乗る。
仕事に集中したくなったら、マンダリンオリエンタルホテルに4泊5日連泊する。
これだけの贅沢をしてみて、
感じたことは・・・
◯楽しいし快適で豊か
◯でも、まぁ、こんなもの?
ということ。
一回体験したらいいかな・・・
ぐらいの感じなわけで。
ブランド品も、買ってみたら、
「あぁ、こんな感じね」
ぐらいの思いになって、こだわりが
なくなるのと同じだな。
ということで、浪費な幸せというのは
刹那な楽しみなので、これは体験したからヨシとする。
むしろ、健康でいること、時間と場所に
縛られない生活を維持できること、
安くてオイシイお寿司を食べられること、
ユニクロで何を買っても消費の痛みを
感じ無いこと、などが本当の幸せかな
なんて考え始めている。
で、それだけの成金浪費をしてお腹
いっぱいになった後、今は、シンプル
ライフに憧れている。
具体的に言うと
「所有からの解放」
ということ。
例えば自宅で映画鑑賞をする際に、
ちょっと前はDVDを購入していた。
それがやがてレンタルになり、そして
衛星放送になり・・・
衛星放送の録画をブルーレイにする
のが面倒なので、最近はHDDを大きく
して、そこに貯めて、できるだけ観たら
削除していくようにしている。
電子データ化できるものは、できるだけ
クラウドか高密度な記憶媒体に保存。
そのうち、ビデオ・オンデマンドが
当たり前になってきたら、録画~保存の
悩みからも解消されるんだろうな。
録画・再生機器を買ったり、メディアを
保存するスペースを確保する必要が
なくなって、スッキリだな。
書籍についても全く同じことが言える。
僕はすでに、自分の本は自宅にないし、
読みたい本は、ツタヤ併設のスタバで
全部読むことにしている。
これで、自宅に書斎がなくなり、スッキリ
としたし、書籍代金も月額10万円ほど
節約できている。
パソコンのデータも自分のHDDに
保存するのではなくクラウド化。
こうやって、あらゆるものの所有から
解放されていくのが、心身の自由に
つながると考え始めている。
モノを持つと、それだけで、そのモノに
心の数%を割かないとだめだから、
無いほうが、心がスッキリするわけだな。
例えば趣味の車が欲しくなっても、
それは自分で所有せず、会社のものに
したり、レンタカーとして貸しだして、
利益を得ながら自分も乗るという発想の転換もできる。
これからは
「これは僕のモノ!」
「モノ持ちが金持ち!」
という考えが、衰退していくだろうな。
これって、モノが少なかったときの考えだと思うし。
不思議な現象に気がついた。
「夜に仕事をしよう!」
と、思っていると、だいたい仕事ができない。
「どうでもいいや~」
ぐらいに思っていると、そこそこ作業はできる。
夜は意気込まないことが大切だな。
あとは、映画を見ながら、あるいは趣味の
サイトを閲覧しながら、あるいは音楽を聞きながら、という
「ながら作業」にも、夜の時間は向いているかも。
では、ながら作業に向いている作業って何だろう?
事務処理
簡単なメールの返信
メルマガライティング
こういう、ルーチンになっている仕事だろうな。
逆に、発想を紙に書き付けたり、チャットワークを
使って対話を進めるという知的で
ルーチンじゃない仕事は、午前を中心に
進めればいいわけだな。
ということで、
午前:知的労働
午後:事務作業~散歩
夜間:ルーチンワーク
というイメージをコアにして仕事を
進めるようにしよう。
あまり、肩肘はらずに、あくまでも
イメージとして捉えること。
例外は例外なく発生するからね。
外注さんを使うということは、
福利厚生が不要で、
能力がなければすぐに解雇できるという
「分割社員」を雇う感覚なんだな。
特殊技能を必要としない仕事には理想的。
特殊能力を持つ人優秀な人は
パートナーにして、絆を太くする。
ノマドな経営スタイルの理想型って、
どういうものだろうか?
常々考えるんだけれど、
場所と時間の制約からの解放
という、大前提は当たり前として、
◯雇用の束縛からの解放
という考えもあるんじゃないか、と。
今、日本の企業が、社員を採用しない
ようにしているのには、合理的な理由がある。
それは、
「解雇することが非常に困難だ」
という事。
働かない社員がいても、簡単にクビを
切ることができない。
仕事して、初めてお給料がもらえる、
という大原則が通用しないわけだな。
今、僕の会社には社員が1名いるけれど
いずれは独立してもらおうと考えている。
彼にはコッテリと開発を任せていて、
うちの会社にはなくてはならない人物だから、
社員として雇っていたほうが「資金効率」はよくなる。
※固定費を払っているから、変動費
※つまり成功報酬を少なくできる
しかし、僕の最近の哲学として、社員は
雇わず、関わる全ての人は成功報酬を
基本としたい、という考えがある。
給与の支払や税金の計算が面倒だしね。
今後の理想型は
優秀なパートナーが複数名
そして
優秀な外注さんが多数
という組織形態だろうな。
今後も人とのつながりを強くする
中で、探していこう。